『あずきがゆばあさんととら』ペク・ヒナ(絵)パク・ユンギュ(文)かみやにじ(訳)

読み聞かせ本(小学生)

《小学校低学年・中学年向け》 【私の評価】★★★★☆(90点)

韓国の昔話です。

山奥に一人すんでいるおばあさん。

おばあさんの作るあずきがゆは、とってもおいしいです。

ある日、おばあさんのところに、大きな虎がやってきて、おばあさんを食べようとします。

おばあさんは、今度の冬まで待ってくれと、虎に頼みます。

そして、その冬、おばあさんが最後のあずきがゆを作っていると、くりが登場し、あずきがゆを食べさせてくれたら、おばあさんを虎から助けますと言います。

その後も、次から次に、いろんなものたちが、登場し、力を合わせて、虎を追い払おうと画策します。

お話自体は、日本の昔話でも聞いたことがある展開です。

ですが、このお話の面白いところは、山奥のおばあさんの家にある、ありきたりなものたちが登場するところです。

また、この絵本の絵は、人形劇を絵にしていますので、リアルで臨場感があります。

このため、本当にあったお話のように、身近に感じることができます。

是非、お子さんと一緒に、ご覧になってみてください。

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