『つくしちゃんとおねえちゃん』 いとうみく(作)丹地陽子(絵)

読書感想文向け

《小学校低学年・中学年向け》 【私の評価】★★★★★(90点)

小学2年生のつくしちゃんと、二歳年上のおねえちゃん。

おねえちゃんは、頭がよくて、ものしりです。

おねえちゃんんは、ちょっとおこりっぽくていばりんぼうだけど、

つくしちゃんの自慢のおねえちゃんです。

おねえちゃんは、歩くときに少し足をひきずります。

そして、おねえちゃんが泣く姿を、つくしちゃんは見ます。

いつも、つくしちゃんの目には、おねえちゃんが映っています。

勝気おねえちゃん。

いじわるなおねえちゃん。

そして、やさしいおねえちゃん。

心がぶつかり合ったり、すれ違ったりしながら、同じ時間、空間の中で

姉妹の絆は深まっていきます。

夕暮れ、二人で一緒に手をつないで、お祭りを見に行く二人の後姿に、心が温かくなりました。

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