『おとうとのたからもの』 小手鞠るい(作)すずきみほ(絵)

読み聞かせ本(小学生)

《小学校低学年・中学年向け》 【私の評価】★★★★☆(83点)

この本に惹かれた理由は、まず、表紙の絵がとても可愛らしかったためです。

絵を担当した、すずきみほさんは、イラストレーターとしても活躍されているようで、納得です。

このお話には、絵本が好きな弟と、絵本も本も好きじゃないお姉ちゃんが登場します。

兄弟・姉妹を扱う作品には、本当にいろんな感情が出てきます。

家族の数だけ、兄弟、姉妹関係も、さまざまなのだろうと思います。

兄弟・姉妹で、いいことも悪いことも、お互いに影響を与え合いながら、成長していく。

この作品は、主に姉の視点から、弟にいじわるしてしまったりしつつも、弟の気持ちを考え、新たな発見していく、そんな素敵なストーリーです。

子供のこころの成長って、本当に素敵だと思える作品でした。

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