《小学校中学年向け》 【私の評価】★★★★★(97点)
とても刺激的な題名ですね。
最初は、小学生の子供に読ませていいものか、少し迷いました。
ショックな物語なのではないかと思ったからです。
ですが、読み聞かせをした娘は、いろいろなリアクションを見せてくれました。
そして、読み終えた時には、「とても面白かったよ」と言っていました。
この作品は、小学生たちが、自分の小学校がなくなることにとまどい、みんなで立ち向かい、そして受け入れていく物語です。
小学校がなくなるという大きな出来事を通して、子供ながらに、いろんな感情を抱き、友達と一致団結して行動したり、子供の心と行動に溢れた、とても豊かな作品です。
ストーリーだけでなく、イラストもいいですね。
読んでいてハラハラドキドキできて、楽しめます。
それだけではなく、お子さんの情操教育にも役立つ、素晴らしい本だと思います。
おススメです。
この作品を読んで、麻生かづこさんと大庭賢哉のペアで出している他の作品にも興味を持ちました。
それについては、別のページで紹介したいと思います。
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