『ちいさないえのりすいっか』はせがわさとみ(文)田島かおり(絵)

読み聞かせ本(小学生)

《小学生低学年、中学年向け》 【私の評価】★★★★★(92点)

ちいさな、ちいさな家に住んでいる、七人家族のりす一家の物語です。

もっと広い家に住むことにして、みんなでどんな家がよいか、相談します。

お菓子の家、海に浮かぶ家など、楽しい想像がたくさん出てきます。

最終的には、たくさん部屋がある大きなお家をつくることになりました。

物語が進むにつれて、どんどん新しいお家が出来てきます。

そして、何部屋もある大きなお家が出来ました。

実際に住んでみて、さぞかし大満足かと思いきや。

広すぎて、かえってさみしい、楽しくないという声が出ます。

この物語を読んでいて、なるほどと思いました。

あまり広すぎると、家族同士で顔を合わせるチャンスも減ってしまいますね。

狭い家の良さを再確認できた絵本でした。

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