《小学生低学年、中学年向け》 【私の評価】★★★★★(92点)
毎日の暮らしに欠かせないものの一つが、ハブラシです。
一本のハブラシは三か月くらいでしょうか。
毎年3本以上使うとすると、生きている間に200本以上は使います。
ハブラシのほとんどは、プラスチックでできています。
この絵本は、主人公のソフィアが使っていた黄色いハブラシのサミーが、毛先がぐしゃぐしゃになってしまい、ソフィアのお母さんに捨てられてから、再びソフィアのもとに戻って来るまでの物語です。
ゴミ捨て場、広大な海の上などを、サミーは旅をします。
プラスチックなので、途中で朽ち果てることがない点に、プラスチックの特徴が感じられます。
そして、無事にソフィアのもとに戻った時、サミーはどうなるでしょう。
子どもと一緒に、プラスチックについて考えるきっかけになる物語でした。
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