《小学生中学年、高学年向け》 【私の評価】★★★★★(90点)
かいけつゾロリシリーズの一冊です。
今回の主役は、ゾロリではなく、ゾロリの子分のイシシ、ノシシです。
題名のとおり、主役のゾロリが消えてしまったのです。
イシシとノシシによる、ゾロリを探す物語がスタートします。
二人は途中で、小さなお姫さまや、自分が作ったドレスを無くしてしまって探し歩くデザイナーに出会います。
そして、ゾロリを追いかける警官のイヌタクとの攻防を繰り広げます。
主役のゾロリはなかなか出てこないのですが、みんなの話題の中心はいつもゾロリです。
それがかえって、ゾロリの存在感を際立たせます。
物語の後半で、ようやくゾロリが登場し、ゾロリが消えた理由もわかります。
憎めない奴、それがゾロリです。
ゾロリの魅力が存分に感じられる作品だと思います。
ちなみに、読み聞かせには分量が多いので、二日に分けてがおススメです。
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