《小学校低学年向け》 【私の評価】★★★★☆(87点)
友達同士が言っている、ふと耳にしてしまった自分の悪口。
本当は悪口なんかじゃなかったのだけれど、そう聞こえてしまった。
早合点、思い込み。誰でも経験があるのではないでしょうか。
くまのごろりんも、自分の悪口を言われたと勘違いして、家を飛び出してしまいます。
そして、知らない道をどんどん歩いて、知らない友達と会って、また一人になって、雨が降ってきて……。
心細い気持ち、後悔、家に戻りたい思い、そうした感情が、くまのごろりんと、素敵な絵を通して、生き生きと描かれています。
ご一読あれ。
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