『ママのスマホになりたい』のぶみ(作)

読み聞かせ本(小学生)

《小学生低学年向け》 【私の評価】★★★★★(90点)

幼稚園に通うかんたろうのママ。

ママはいつもスマホを見たり、テレビを見たり、かんたろうの兄弟の赤ちゃんの世話をしています。

かんたろう曰く、ママの行動は以下のとおりです。

赤ちゃんが泣いたら赤ちゃんを見る→テレビ見る→スマホ見る→赤ちゃん見る→スマホ見る→テレビ見る→赤ちゃん見る。

そんなかんたろうは、ついにママに向かって反抗の行動に出ます。

そして、幼稚園で、将来なりたいものを聞かれると、「ママのスマホになりたい!」と言います。

でも、本当は、かんたろうのまんまで、ママにちゃんと見てほしいのです。

これを読んで、私もスマホばかり見ている時があり、反省しました。

子供は、あっという間に巣立っていくもの。

それまでの時間、ちゃんと意識的に子供に目を向けないとなと、改めて思いました。

絵本の最後に、ママが一日に何回スマホを見ているかと、これから一日何回スマホを見ますかとの質問が書いてあります。

これは、親のための絵本かもしれませんね(汗)

反省しきりです。

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