『スキップスキップ』あまんきみこ(作)黒井健(絵)

読み聞かせ本(小学生)

《保育園・幼稚園生、小学生低学年向け》 【私の評価】★★★★☆(90点)

スキップができるようになった、えっちゃんのお話です。

スキップしながら広場に向かうえっちゃん。

道中で、いろんな動物に出会います。

「どうしてそんなにうれしそうなの?」と動物たちは尋ねます。

えっちゃんはこたえます。

「スキップするからうれしくなるのよ」

それなら僕もやってみよう、ということで、スキップの話が広がっていきます。

何気ないことかもしれませんが、そのとおりですね。

心が体に反映されるとばかり思いがちですが、体が心に反映されることも、日常生活にたくさんあります。

凝り固まった心を、体を動かすことで解きほぐしたりなどなど。

スキップを覚えたてのえっちゃんから、そのことを改めて教えてもらった気がします。

温かい気持ちになれる絵本です。

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