《小学生低学年、中学年向け》 【私の評価】★★★★☆(90点)
縦に開くようになっている絵本です。
縦開きなので、そらの上から、うみの下まで、一度に見ることができます。
宇宙にはさまざまな人工衛星があったり、青い地球とその上に広がるオーロラを見たり。
地球と宇宙の境目はどうなっているのか、空の色がだんだんと変わって来ることがわかります。
ジェット機は地上10キロを飛びます。
オゾン層は地上30キロまで。
そして、意外と気球は、オゾン層を越えて40キロまで上がります。
今度は海の下に行きます。
海底に行くにしたがって、どんどん暗くなっていきます。
深さ一万メートルには、映画監督のジェームズ・キャメロンが乗った潜水艇が、世界で初めて単独で深海1万メートルまで潜ったそうです。
普段は水平な視点ばかりの日常の中で、この絵本で上下の視点を味わうと、とても新鮮に感じます。
お子さまと一緒にお楽しみいただければと思います。
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