『わっはは ぼくのなつやすみ』おのりえん(作)タダサトシ(絵)

読み聞かせ本(小学生)

《小学生低学年、中学年向け》 【私の評価】★★★★★(92点)

なつやすみ、おじいちゃんちに行くことになった僕。

トンボ、蝶々、カマキリ、カブトムシ、クワガタ、そこは虫の王国でした。

おじいちゃんから、トンボの捕まえ方を教えてもらって、初めて自分一人で捕まえることができました。

きっと、一生の思い出になったことでしょう。

普段はできない体験も、なつやすみだからできる。

カブトムシを捕まえるために、夜中におじいちゃんと一緒に森の中に入ります。

ワクワク、ドキドキ。

木の幹を懐中電灯で照らすと、たくさんのカブトムシ、クワガタ、カミキリムシたちが集まっています。

お父さんが迎えに来る頃には、僕は立派な昆虫博士になっていました。

なつやすみは、親にとっては大変な期間ですが、子どもをたくましく、大きく成長させてくれる時期なのかもしれません。

読んでいて楽しくなる絵本でした。

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